銅円板
¥82,500
Buddan furniture (ブッダンファニチャー)』は、株式会社IFOOと鹿児島県、川辺仏壇との三社共同のプロジェクトです。川辺仏壇の伝統と技術を活かし、既存の仏壇にはない、現代の暮らしにフィットした“祈りの道具”を提案します。
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本プロジェクトは、鹿児島県の「伝統的工芸品商品開発・販路開拓支援事業(コンソーシアム事業)」の支援を受けております。
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■素材:銅板
■技術:彫金師の槌打ち
■機能:装飾、光のリフレクター
■寸法:直径450mm
仏具の手仕事を際立たせたオーナメント。
素材と技術のみに特化したシンプルなオーナメントなので、現代の暮らしのインテリアに馴染む。
彫金師の手打ちにより、全ての銅板の模様の表情は異なる。
裏面に脚付きで壁から浮くデザイン。
窓辺や照明器具と組み合わせると表情が面白い。
日本人が失いかけている“手を合わせる”風習 現代の暮らしに馴染ませるための新たな道具
外出前、帰宅後、お祝い事のあるときなど、日本人は仏壇に手を合わせてきました。先祖に華を手向け、お供え物をする。そんな美しい風習は、新築住宅の和室の減少とともに失われようとしています。 手を合わせることは“心を整える”という意味で、現代にこそ必要な習慣であると考え、川辺仏壇製造事業者との協働で、今の住空間にもフィットする“祈りの道具”を開発しました。
鹿児島弁でお仏壇のことを「おぶっだん」といいます。
Buddan furniture の名前は親しみを込めて、鹿児島の地で生まれたことを表しています。伝統的な工芸として鹿児島県南九州市川辺町には昔ながらの仏壇作りのノウハウが残ります。町内で仏壇製作の全工程を担うのは全国的にも稀で、川辺町の大きな特徴です。そして、このBuddan furniture は川辺町に集まる仏壇職人たちの連携によって製作されています。
木地を作り、組み立てる。漆を塗り、金箔を貼る。金物を製作し取り付ける。
3 ヶ月以上の月日をかけて、精巧な木材の加工と、丹念な漆の磨き。手で打ちつけられる彫金などの技が駆使されます。
昔ながらの技を現代に合わせることで、時代を超えた美しさが宿ります。